FP3級学習 第3回目(ライフプランニングの考え方)
こんにちは、学び応援団長です。
前回は関連法規について学びました。ものすごく簡単に言うとFPは法律相談・税務相談はしちゃいけません!!って事です。FPの学習をしていくにつれて知識が身に付き知っているから教えてあげたいと親切な皆さんは思われると思いますが、弁護士法・税理士法に抵触してしまう恐れがありますので注意して下さい。
では、第3回目「ライフプランニングの考え方」を学習していきましょう。
◇ライフプランニングの目的と考え方
ライフプランとは、充実した人生を送るための生涯の生活設計のことです。ライフプランをもとに家族の希望をかなえるためにどのような暮らし方をしていくのがよいかを具体的に考えていくのがライフプランニングです。
1.ライフプランニングの目的
ライフプランを作成することで、人生の3大資金(教育資金・住宅取得資金・老後資金)など、資金の額が大きくなるものにも的確に対応できるようになります。
2. ライフプランニングの考え方
年代やその家族のライフステージによって、どのようなイベントが発生するのかを事前に把握しておくことが重要です。
◇ライフプランニングの手法
ライフプランニングを行う際には、ライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシートを利用します。
1.ライフイベント表ってなに?
ライフイベント表とは、個人や家族の将来の予定と、それに必要と思われる資金を、時系列にまとめた表のことです。
2.キャッシュフロー表ってなに?
キャッシュフロー表とは、ライフイベント表や現在の収入、支出をもとに、将来の収入、支出の状況や金融資産残高を予想してまとめた表のことです。キャッシュフロー表に決まったフォームはありませんが、年間収入、年間支出、年間収支、金融資産残高の4項目は必須項目です。
3.個人バランスシートってなに?
個人バランスシートとは、ある時点の資産と負債のバランスをあらわした表のことをいいます。
各表とシートは日本FP協会HPを参照してください。
4.係数とは?
現在の金額を運用した場合の金額や、目標金額に達するために毎年いくら積み立てるるべきかなどは、係数を用いて計算します。
はいっ何言ってるかわかりません!!って聞こえてきますよ(笑)
簡単にいいますと、毎年いくら運用し年利何%で10年後これぐらいになりますよ~っていう計算の値です。でこの係数の種類が6つもあります💦
1「終価係数」
現在の資金を複利運用したら、将来いくらになるかを求める場合に用いる係数。
2「現価係数」
将来の目標金額のために現在いくら必要かを求める場合に用いる係数。
3「年金終価係数」
毎年の積立額から、将来の元利合計を求める場合に用いる係数。
4「減債基金係数」
将来の目標金額のために必要な毎年の積立額を求める場合に用いる係数。
5「資本回収係数」
現在の額を運用しながら受取れる年金額や住宅ローンなどの借入額に対する利息を含めた毎年の返済額を求める場合に用いる係数。
6「年金現価係数」
希望する年金額を受け取るために必要な年金原資(元本)や、住宅ローンなどの年間のローンなどの年間ローンの返済額から借入可能額を求める場合に用いる係数。
どの係数がどの計算で必要なのか覚えておけばOKです。
本日はここまで。